世界遺産として、国内のみならず海外からも注目される「軍艦島」。
繁栄時は最先端の技術や建築を手に入れ繁栄した軍艦島でしたが、そこからの衰退・閉山に至るまでを、物語っています。
クルーズ船で島に上陸すれば、そんな軍艦島の歴史を濃厚に感じられます。
現在ではだんだんと崩壊が進んでおり、この先見られなくなる未来も遠くないのかもしれません…
今しか見ることのできない貴重な景色を、実際に目にして島の歴史を肌で感じてみましょう。

軍艦島ってこんなところ
船で軍艦島に行ってきました
日本最古のマンションなど、見どころたくさん pic.twitter.com/Xwfn6ZmjWy— ゆゆ (@currykatsuramen) December 18, 2023
通称「軍艦島」として知られる端島は、長崎県長崎市に位置しています。
長崎港の南西約18kmに浮かぶ無人島で、海底炭坑産業によって栄えた島として有名です。
元々は岩礁だったこの島で、文化7(1810)年頃、石炭が発見されたことから発展します。
明治23(1890)年に三菱が買収した後は、あっという間に発展を続けます。
島は埋め立てによって拡張し、島内には学校や病院、映画館やスナックに至るまで、最先端の建築物が次々と建築されていきます。
しかし徐々に衰退し、昭和49(1974)年に閉山。
閉山後わずか3ヶ月で、島は無人島となってしまいました。
平成27(2015)年、世界文化遺産に登録されました。
島には廃墟となった当時の貴重な建物が残されており、一部を見学することが可能です。
長崎港までのアクセス
《電話》095-822-8888(長崎市コールセンター)
高速自動車からの車でのアクセス

▼長崎自動車道・長崎ICから
⇩「長崎出島道路」を通り、長崎駅方面を進み、大波止交差点を左へ
…約9分
長崎港ターミナルへ到着!
公共交通機関でのアクセス

▼JR長崎駅から、
「長崎駅前」
⇩ 路面電車(崇福寺下行)…約4分
「大波止」下車
⇩ 徒歩…約5分
長崎港ターミナルへ到着!
▼長崎空港から、
⇩ 高速バス…約35分
「長崎新地ターミナル」下車
⇩ 徒歩…約15分
長崎港ターミナルへ到着!
巡り方
実際に島に上陸するには、事前にツアー予約が必要です。
所要時間はツアー会社によって異なりますが、出航からの総所要時間は2時間半~3時間程度、島内の見学は約45分程度です。
見学前後には、さらに軍艦島を学ぶことができ、立入禁止区域に仮想上陸体験が楽しめる施設「軍艦島デジタルミュージアム」に立ち寄るのもおすすめです♪
■ツアー会社:やまさ海運
■基本情報
《ツアー名》軍艦島上陸周遊コース
《受付住所》長崎県長崎市元船町17-3
《電話》095-822-5002
《アクセス》長崎港ターミナルビルより、徒歩約1分
《出航時間》9:00、13:00
《料金》4500円(上陸料別途310円)
《所要時間》約2時間半
■受付場所MAP
■公式サイト
こちら
■特徴
✔ 船が大きく、揺れが少ない。
✔ 上陸後に島を一周し、船上からしか見れない西側を見学できる。
■ツアー会社:軍艦島コンシェルジュ
■基本情報
《ツアー名》軍艦島上陸・周遊ツアー
《受付住所》長崎県長崎市松が枝町5-6
《電話》095-895-9300
《アクセス》長崎港ターミナルビルより、徒歩約20分/車で約7分
《出航時間》10:30、13:40(50分前から受付)
《料金》5,000円~(上陸料別途310円) ※土日祝日は、500円加算
《所要時間》約2時間半
■受付場所MAP
■公式サイト
こちら
■特徴
✔ 軍艦島デジタルミュージアムの入館料金が含まれていてお得。
✔ 船が大きく、揺れが少ない。
✔ 上陸率・出航率が高い。
■ツアー会社:シーマン商会
■基本情報
《ツアー名》軍艦島上陸・周遊ツアー
《受付住所》長崎県長崎市常磐町常盤2号桟橋
《電話》095-818-1105
《アクセス》長崎港ターミナルビルより、徒歩約14分/車で約6分
《出航時間》10:30、13:40
《料金》3,900円(上陸料別途310円)
《所要時間》約2時間半
■受付場所MAP
■公式サイト
こちら
■特徴
✔ NPO法人「軍艦島を世界遺産にする会」の理事長や会員の方がガイドしてくれる。
✔ 記念撮影や、見学後に本物の石炭と上陸証明書をお土産にもらえる、という面白いサービスあり。
■ツアー会社:高島海上交通
■基本情報
《ツアー名》軍艦島上陸クルーズ
《受付住所》長崎県長崎市元船町11
《電話》095-827-2470
《アクセス》長崎港ターミナルビルより、徒歩約6分/車で約2分
《出航時間》9:10、14:00(受け付けは、出航20分前まで)
《料金》3600円(上陸料別途310円)
《所要時間》約3時間
■受付場所MAP
■公式サイト
こちら
■特徴
✔ 軍艦島と同じく炭坑の歴史の詰まる高島にも上陸できる。
✔ 料金が安い。
見どころ
船上ガイドを聞きながら軍艦島へ向かいます。
途中、三菱長崎造船所のクレーン、神ノ島マリア像などを眺めながら、軍艦島へと進み、上陸します。
見学できる3ヶ所を紹介します。
✔ 入坑桟橋からスタート
✔ 第1見学広場
✔ 第2見学広場
✔ 第3見学広場
✔ 船で周遊後、長崎港に到着
ドルフィン桟橋
長崎の風景♪
端島(軍艦島)ドルフィン桟橋附近
島の外壁はまさに要塞にふさわしい外観で見所の1つ荒波に揉まれ朽ちていく姿もまた素敵です。
また行きたくなりますね。#長崎 #長崎市 #軍艦島 pic.twitter.com/xdURfCvghg— 長崎ぶらぶら歴史と地名 サルル (@miyazuribakkai) September 16, 2022
長崎港から約30分ほどで軍艦島に到着します。
ドルフィン桟橋より、いよいよ軍艦島に上陸です。
第1見学広場
端島の小中学校跡。7階建てだったらしい。 pic.twitter.com/IUFev6n91x
— げんしんご (@bomber45gen) December 29, 2022
近くまでは寄れないため離れた位置からの見学となりますが端島小中学校や、島最大の集合住宅65号棟(通称・報国寮)を見学できます。
端島小中学校の校舎は、当時7階建てでしたが崩壊し始めているのが見えます。
炭鉱会社の経営した病院、隣には隔離病棟・68号棟もありました。

こちらは、石炭を貯炭場まで運んでいたベルトコンベヤーの支柱跡です。
大がかりな建築物がこのように数多く残されていて、思わず言葉を失います。
第2見学広場
軍艦島の看板設備とも言える鉱山施設のうち、第二堅坑坑口桟橋の跡。現在施設の殆どは崩壊しており、残っているのは桟橋へ行くための昇降階段部分のみのとこと。 pic.twitter.com/pE5eECli8e
— いわぽん (@iwapon73) August 18, 2016
赤いレンガの第三堅坑捲座の隣にあるのが、第二堅坑口。
地下600mの海底炭坑の行動へ降りるための桟橋が設置されていた場所です。
現在残っているのは、桟橋へ行くための階段のみです。
過酷な環境の中、長時間に及ぶ労働に耐えていた、当時の人々の大変さが感じ取られます。
第3見学広場
一番の見どころである、大正5(1916)年に建築された“日本最古の鉄筋コンクリート造アパート、30号棟。
こちらも崩壊が進みつつあり、近いうちに倒壊するかもしれないと言われています。
また、波から島を守る防波堤のような役割も担っていたというアパート31号棟も見学できます。
さらには、子供達のために作られたプールの跡も残されています。
島に住む人々のための娯楽施設もたくさんあり、当時は大変充実した島だったことが分かります。
船で周遊後、長崎港に到着
軍艦島には長崎港からフェリーで行くんだけど、途中で三菱造船所も見れるよ✨✨✨
戦艦大和を作った場所!!!!!(艦これで工廠できなかったな……) pic.twitter.com/6iEzqhxxX1— あづまらも🍼💙@Vtuber準備中 (@azumaramo) August 30, 2024
島内を見学した後は、船で軍艦島を周遊し、長崎港へと戻ります。
おすすめグルメ
周辺のご当地グルメをいただけるお店や、少し足を伸ばしてお隣の県、佐賀県名物の呼子のイカをいただける名店もご紹介します!
![]()
近くのおすすめグルメ
・【中国菜館 江山楼 中華街新館】のちゃんぽん
・【康楽】の皿うどん
・【ツル茶ん】のトルコライス・ミルクセーキ
![]()
少し足を伸ばして…
・【河太郎 呼子店】のいか姿盛り
・【漁火】のいか姿盛り
◆近辺で確実に駐車したいなら、
空いている駐車場を予約できるサイトの利用が便利です。
事前に駐車場を予約しておけば、安心ですね。
前もって近隣の駐車場が利用できるかチェックしておきましょう。
◆レストランの座席を確保したいなら、
レストラン予約サイトの利用が便利です。
簡単操作で、すぐに予約が可能です。
メニューや、口コミ情報も事前にチェックしてみましょう。
【中国菜館 江山楼 中華街新館】
中華街にあり、1946年創業の老舗中華店。
ちゃんぽんが看板メニューで、行列必須のお店です。
ちゃんぽん以外にも中華料理のメニューが豊富で、広い店内でゆっくりとお食事を楽しめます。
■基本情報
《住所》長崎県長崎市新地町13-13
《電話》095-820-3735
《アクセス》長崎駅から、車で約7分
《定休日》月・火曜日
《営業時間》
水・木・金 11:30~15:00、17:00~20:30
土・日・祝 11:00~15:00、17:00~20:30
《駐車場》なし(近くにコインパーキングあり)
■MAP
■食べログ
こちら
【康楽】
創業70年の老舗中華料理店の「康楽」は、夜のみの営業です。
長崎でも珍しい、豚骨ベースではなく鶏ガラベースの皿うどんが看板メニュー。
細麵と太麺の2種類からお選びいただけます。
まずはそのまま、そして途中で金蝶ソースをかけて、2度おいしい皿うどんをいただきます。
甘めの餡に、酸味のある旨味たっぷりの金蝶ソースが絡んで絶品です。
地元の方からも評判が高く、お店の方も親切で優しいお店です。
■基本情報
《住所》長崎県長崎市本石灰町2-18
《電話》095-821-0373
《アクセス》長崎駅から、車で約8分
《定休日》月曜日
《営業時間》18:00~22:00
《駐車場》なし
■MAP
■食べログ
こちら
【ツル茶ん】
大正9(1925)年創業の九州最古の喫茶店です。
創業以来の長崎にゆかりのある偉人の貴重な資料なども展示されており、食だけでなく観光の一環としても楽しめます。
長崎のソウルフード「トルコライス」や、練乳味の甘いドリンク「ミルクセーキ」も味わうことができます。
ミルクセーキは小サイズもあるのが嬉しいポイントです。
長崎名物で、ピラフ・スパゲティ・とんかつをワンプレートに盛り付けたメニューです。
名前の由来は定かではなく、“メインのピラフがトルコ料理ピラヴ”からきているから”、“3つの味を楽しめることから3つの色を表すトリコロールに由来する”などが語源と言われています。
■基本情報
《住所》長崎県長崎市油屋町2-47
《電話》095-824-2679
《アクセス》長崎駅から、車で約8分
《定休日》なし
《営業時間》10:00~21:00
《駐車場》なし
■MAP
■食べログ
こちら
【河太郎 呼子店】
せっかくなので少し足を伸ばして、呼子の名物“いか”を食べに行ってみてはいかがでしょうか。
開店すぐでも、2時間待ちという大人気のお店。
11時オープンで、10時に予約発券機による予約ができるようになります。
名物「いかの活け造り」は鮮度のいい美しいお刺身。
コリコリとした食感の甘~いいかをお刺身で味わった後は、ゲソを天ぷらにしていただけます。
■基本情報
《住所》佐賀県唐津市呼子町呼子1744-17
《電話》050-5456-2680
《アクセス》長崎駅から、車で約2時間
《定休日》盆・正月
《営業時間》
月~金曜日 11:00~20:30(L.O.19:00、最終入店18:30)
土日祝日 10:30~20:30(L.O.19:00、最終入店18:30)
《駐車場》あり
■MAP
■公式サイト
こちら
■食べログ
こちら
【漁火】
同じく、呼子の名物“いか”をいただくことができる、「漁火」。
事前予約ができるのが嬉しいポイントです。
まだ動いているうちにいただける、透き通ったいかの姿造り。
こちらのお店でも、食べ終えた後はゲソを天ぷらにしていただけます。
また、唐津Qさばの刺身もおいしいと評判で、人気メニューです。
まとめ
現在は無人島となっているものの、繁栄当時は小学校や病院、さらには娯楽施設まで充実した施設が建築され、当時の繫栄を物語る「軍艦島」。
実際にクルーズ船で上陸し間近で見学できるという貴重な経験を味わえます。
想像を大きく上回る迫力満点の景色を、実際に目にすることができる夢のような時間です。
長崎港の近くには、長崎のソウルフード、長崎ちゃんぽんや皿うどん、トルコライスをいただけるお店もたくさんあるので、乗船後はご当地グルメも味わってみてくださいね♪
そしてせっかくなので、少し足を伸ばして隣の佐賀県の名物、呼子“いか”もおすすめです♪
だんだんと崩壊が進んでいる「軍艦島」。
この先二度と同じ景色は見られなくなってしまうかもしれません…。
そんな今しか見れない貴重な景色だからこそ、実際に目で見て、軍艦島の辿ってきた歴史を肌で感じてみてはいかがでしょうか。



コメント